分野
物資配布・食糧安全・心のケア・シェルター・防災
活動内容・実績
国際協力「CARE」は1945年以来、「途上国や紛争地域における貧困の根源の解決」を使命に掲げ、世界中で数多くの緊急支援活動を行ってきた世界最大級のNGOです。一方で、先進国における災害においては、当該国の政府や援助機関等に十分な対応能力があると考え、これまではCAREの活動の対象外としてきました。しかし今回、地震、津波、原子力という3重苦による、まさに未曾有の大災害となり、十二分に自然災害への対策を打ってきたはずの政府や自治体そして住民もが混乱を極めています。このような状況の中、緊急支援に踏み切ることを決断しました。ただCAREは、緊急支援においては確固とした実績があります。昨年1年間だけでも、世界中の被災地において約1,000万人の被災者らに支援を届けました。日本事務局として24年にわたり活動する当財団においても、2004年のスマトラ沖津波をはじめ、近年では2009年のスマトラ島沖地震や2010年ハイチ地震など、これまで日本の支援者とともに、海外における緊急支援活動の実績を積んできました。今回の災害支援においては、これらCAREの実績や教訓をまさに集結して臨んでいきます。